Quantcast
Channel: 趣味の写真帳
Viewing all 4222 articles
Browse latest View live

北海道遠征記/カシオペアの闇鉄、一回目

$
0
0
 8010レの闇鉄、1回目は8009レの有名撮影地、静狩の跨線橋です。
 流石に此処で後追いの闇鉄をする人間は居ませんね、我々3人だけです。
 東の空にはお月様が見えていましたが、雲が多く、朧月夜でした。

 到着後、2本の貨物列車が下って行きましたが、そのうちの1本、3063レです。
 ハイビームが眩しくてファインダーにはヘッドライトしか見えませんが、ズーム流しの練習台です。
 それにしても酷いフレアとゴーストです。
 こんな状況なので機番は読めるはずも無く...


 続いてやって来たのはスーパー北斗13号(5013D)、コイツもズーム流しの練習台です。
 電車の車窓はかなり明るく、もう少し露出を絞った方が良かったようですが...何とか止まりました。


 そして本命のカシオペア(8010レ)、難易度の高い後追いズーム流しです。
 テールサインの文字が判別出来る程度には止まりましたが、先頭までキッチリと止めることは出来ず...
 でも、雪原に車窓の明かりが落ち、雪煙も何となく写って、狙ったイメージに近い写真が撮れました。


 2016年1月23日(土)撮影

最後のカシオペアギラリ@ヒガハス

$
0
0
 北海道遠征記連載中ですが、箸休めと言う事で今日は一回お休みを頂いて、カシオペア最後の年のギラリの結果を掲載です。
 と言っても、今年はお天気がイマイチで良く光った日はありませんでしたが...

 先ずは1月26日(火)の8009レ、514号機最後の登板でしたが罐ギラリには時期尚早。


 日没時刻とカシオペアの通過時刻がマッチしていたのは、1月29日、31日、2月2日の3日間でしたが...
 1月29日(金)は雨降りでした。

 一番光る筈だった1月31日(日)は大勢の撮影者で賑わいましたが、西の空には雲が有って太陽光が一部遮られ、ギラリとは光らずに残念。


 もう来年は撮れないので、2月2日(火)が本当に最後のカシオペアギラリの日。
 平日にも拘わらずこの日も大勢の撮影者でしたが、願いは届かず太陽は雲の中へ...
 バックの空模様が良かっただけに残念でした。


 残念な写真ばかりでは格好が付かないので、2年前(2014年)の2月2日に撮影した未公開カットも載せておきます。


 明日は曇り予報ですが、明日以降2月半ば頃まではお天気が良ければ、(ギラリとは行かないまでも)機関車全体が光輝く写真が撮れるでしょう。

北海道遠征記/月夜のラッセル車(上)

$
0
0
 再び北海道撮影記です。

 昨年の2月に渡道したときも山線のラッセル車を行き掛けの駄賃で撮りましたが、昨年は北斗星もトワイライトも走っていたので、ラッセル車を撮りに行くために特別に時間を割くという事はしませんでした。
 今年はカシオペアが走らない日は何も無いので、早朝と夕方のラッセル車は必然的に狙うことになります。

 渡道3日目の早朝、4時起床4時半出発でラッセル車をお迎えに行きます。
 前日の朝は車の上に雪が積もっていましたが、この日の朝は雪は無し。前夜は全く降らなかったようです。

 この日も良く晴れていて西の空には丸いお月様が...
 しかしながら、月夜と言えども周囲にはほとんど灯りが無いので、暗くて十分にロケハンは出来ず、時間も余り無かったので妥協のアングルです。

 5時過ぎにラッセル車、DE151534がゆっくりと通過しましたが、夜間には全然雪が降らなかったので雪をはね飛ばす姿は見られず...


 撮影している時も、撮影後にカメラのモニターを確認した時も、機関車がノロッコ色(緑色)であることには全く気が付かず、夕方長万部から苗穂に帰る姿を撮影してやっと緑色であったことに気が付いた次第です。

 2016年1月24日(日)撮影

北海道遠征記/豊浦へ

$
0
0
 早朝のラッセル車を撮影したあとはコンビニで朝食を調達。

 その後は夕方に再びラッセルを撮影することにしていましたが、それまでの間は特にプラン無し...と言うことで、豊浦へやって来ました。
 昨年も俯瞰で撮影していますが、今回は線路際に陣取って...

 先ずは5001D、スーパー北斗1号が雪煙を上げて高速で通過。


 続いて5002D、スーパー北斗2号です。


 先に通過する筈だった3057レ(多分)が大分遅れてやって来ました。赤熊120号機の牽引。


 そして2051レは1号機の牽引でした。\(^o^)/


 次の貨物列車までは時間があるので、場所を変えて俯瞰に挑戦。
 3091レ(59号機のようです)を撮影して下山しました。


 2016年1月24日(日)撮影

北海道遠征記/羊蹄山を背に

$
0
0
 昼食後は羊蹄山バックのアングルへ...
 函館本線(山線)には羊蹄山がバックになる有名なアングルがありますが、室蘭本線にも羊蹄山バックで撮影出来るところがあるのは知りませんでした。

 列車は112号機牽引の3059レ、残念ながら羊蹄山には雲が掛かって、おまけに線路も陰ってしまいました。


 画面には入りませんが、少し左に目を転じると、昭和新山や有珠山も良く見えていました。
 と言うことは、見えてはいませんが、手前の山と羊蹄山の間に洞爺湖が有る筈です。

 2016年1月24日(日)撮影

北海道遠征記/山線のディーゼルカー

$
0
0
 羊蹄山バックで貨物列車を撮影した後は、ラッセル車を撮影するために函館本線(山線)にロケハンに来ました。

 黒松内~蕨岱~二股付近をあちこちロケハンして、先ず目に付いたのがこの跨線橋。
 到着後間もなく2940Dが上って来ました。 
 雪が降っていて木の枝にも積雪が有り、なかなか良い感じですが、優等列車も貨物列車も走らないのが残念。


 その後もあちこちロケハンして、朝には暗くて分からなかった二股~蕨岱の有名なアングルを発見。
 ここは往年のファンには有名なC62重連撮影のお立ち台でした。
 写真では何度も見たことが有りますが、実際にこの地に立ったのは初めてでした。
 その昔、下りニセコ3号(C62重連)を長万部で撮影していますが、当時はこの場所を知らず...知っていればここで撮影していたことでしょう。

 C62重連が駆け上がった築堤を、現在は単行DCがノンビリと走って行きます。
 辺りに夕闇が迫ってくる頃下って行った2947D


 約1時間後、すっかり日の暮れた山線を下る2949D。


 雪は止み、東の空には月が昇ってきましたが、丁度雲間に隠れてしまいました。


 2016年1月24日(日)撮影

北海道遠征記/月夜のラッセル車(中)

$
0
0
 そして更に1時間後、ようやくラッセル車がやって来ました。


 すっかり晴れてきて、満月が煌煌と照っています。
 ここでも雪を掻くラッセル車は撮影出来ませんでした。


 早朝に撮影した時には気が付きませんでしたが、機関車は緑色のノロッコ色(1534号機)でした。

 後追いでもう一枚。


 2016年1月24日(日)撮影

北海道遠征記/月夜のラッセル車(下)

$
0
0
 北海道遠征4日目の25日(月)、4時半にホテルを出発して前日に下りを撮った場所へ直行。
 今日は原色DE151524の登板でした。

 今日も月夜で雪がありません。(/_;)
 それでも多少の雪煙は立ちました。 


 サイドから機関車アップ...


 2016年1月25日(月)撮影

北海道遠征記/礼文の大カーブを俯瞰するも...

$
0
0
 山線でラッセル車を撮影したあとはコンビニで朝食を調達し、一旦ホテルに帰投。
 荷物を纏めて宿の女将さんに挨拶し、チェックアウト。

 今日はカシオペアを礼文の大カーブ俯瞰で撮影予定。
 道中、お天気も良さそうな感じで期待が持てました。

 カシオペア通過の1時間以上前に登頂しましたが、何度来ても高所恐怖症には心臓に悪い場所です。
 でも、噴火湾の向こうには駒ヶ岳も綺麗に見えていて、後追い撮影でも良い絵が撮れそうです。


 ところがどっこい、山の神様はそう簡単に撮らせてくれません。
 だんだんと雲行きが怪しくなり、とうとう雪が降ってきてしまいました。

 5001D通過時は未だ小降りでしたが...


 カシオペア通過時の視界は最悪...
 昨年の北斗星のリベンジどころか更に視界は悪い状況で、見事に返り討ちでした。(/_;)
 せめてもの慰めは道床に雪があったこと位でしょうか...

 
 後追いでも一応撮りましたが...


 教訓:俯瞰するために登頂するかどうかは、出来る限り判断を先延ばしにせよ!
 教訓:山の天気(予報)は信ずるな!

 2016年1月26日(月)撮影

北海道遠征記/夜までは貨物三昧(下)

$
0
0
 崎守~黄金間の跨線橋にやって来ました。
 3050レはDF200-53の牽引。


 振り返ると有珠山が良く見えます。
 スーパー北斗10号が雪煙を上げて通過。


 新達古武トンネルと同じようなアングルですが、雪が降っていないとちょっと物足りませんね。


 再び雪が降ってきました
 有珠山バックに3067レ(DF200-107)を軽く流し撮り。

 
 2016年1月25日(月)撮影

北海道遠征記/カシオペアの闇鉄、二回目

$
0
0
 泣いても笑ってもこの闇鉄で今回のカシオペア撮影は終了です。
 当初は函館山からの俯瞰撮影も考えていましたが、ロープウェイは午後9時で終了とのこと。
 展望台まで車で登ることも出来ないので、函館山の俯瞰は断念して、噴火湾岸を行くカシオペアを撮影することに...
 
 先ずはスーパー北斗14号で練習。


 続いて北斗15号でも練習。


 晴れていればほぼ満月で海が明るく光る予定でしたが、お月様は雲の中...

 そして本命が少し遅れて登場。
 カシオペアの窓明かりはディーゼル特急に比べると随分暗いですね。


 遠方まで追いかけましたが、暗くてAFが追従しなかったのか、はたまた高感度ノイズのためか、流し撮りの停止精度も悪いのでしょうか...
 窓明かりが滲んでいてイマイチな写真ですが、雰囲気だけでも感じて頂ければ...


 2016年1月25日(月)撮影

北海道遠征記/エピローグ

$
0
0
 北海道滞在の最終日です。
 前日の上りカシオペア撮影で、この遠征は事実上終了していましたので、五日目は余韻のようなものです。

 都内での夕方のラッシュを避けるため早めの飛行機で帰るので、この日は遠くまで行く余裕は無く、函館市電を撮影することに...
 路面電車の撮影は2014年に都電を撮影して以来でしょうか...

 ホテルでゆっくりと朝食をとり、曇天の函館市内で先ず向かったのは5系統の終点、函館ドック前でした。
 この付近で何本か撮影しましたが、市電の撮影も楽しいものです。

 ズーム流しの練習を兼ねて... 


 もう一本練習。
 この辺りには何軒か古い建物が残っていて、バックに見えているのもそのうちの一つです。


 次に向かったのは2系統の終点、ブラタモリにも出て来た谷地頭です。

 写真は谷地頭の一つ手前、サミットになっている青柳町付近です。 


 同じ場所で...
 函館市電は10型式ほど走っているようですが、今回撮れたのはそのうちの3型式でした。
 これは上と同じ710型ですが、紅白のカラーリングが目を引きます。


 お終いは元町公園付近から函館港を見下ろすアングルで...
 走って行くのは800型でしょうか。


 おまけは帰路の飛行機から見えた風景を...

 函館空港全景ですが、画面下半分はやはりジェットエンジンの排気で揺らいでいます。


 途中、猪苗代湖などが良く見えていました。


 東京に近づいて...
 雲海から頭を出す富士山が見えています。
 また、雲の切れ目からは高層ビルのようなものも見えています。


 東京湾上空です。
 富士山の左には飛行機が小さく写っていました。


 2016年1月26日(火)撮影

 ダラダラと続けて来た北海道遠征記もこれにて完了です。
 お付き合い有り難うございました。

 

残照に浮かぶ富士山

$
0
0
 昨年の12月18日、東鷲宮~栗橋間の跨線橋へ残照に浮かぶ富士山をバックに下るカシオペア(8009レ)を撮りに行きましたが、カシオペアの前に下って行った8571レの写真は既にアップしました。

 肝心のカシオペアは今一つ納得の行かない結果だったのでリベンジしてからアップ...と思って、その後3回チャレンジしましたが、どれも一長一短。
 結局、納得の行く絵を撮る事は叶いませんでした。

 結果的に富士山が一番綺麗だったのがこの日でした。
 12月18日の日没は16時30分、一番日没が早い日(12月6日で16時27分)と3分しか違いません。
 カシオペアの通過は17時06分なので日没後30数分、残照が一番綺麗に見える時間帯ですが露出は非常に厳しく、止めて撮る訳には行きませんから70-200mmズームを付けてズーム流しです。

 遠方からシャッターを切り始め、 


 一つ手前のスパンが本命の位置でしたが、ズーム出来たのはここまで...


 本命カットは広角端に来てしまって、そのままカメラを振った単なる流し撮りに...
 お陰で富士山はブレてしまいました。


 画角は予め確認していたのですが、確認したときよりも無意識に少し広めに撮ってしまったのが敗因でした。
 ヘッドライトの光跡が綺麗に見えて、街灯りも客車の窓明かりも良い感じに写り、非常に良い条件だっただけに痛恨のミスショットでした。(/_;)

 2015年12月18日(金)撮影

富士山、残照に浮かばず...

$
0
0
 12月18日の不出来を直ぐに取り返したくて、12月20日(日)も出撃しました。

 自宅を出るときに一応西の空を見て天候を判断しますが、晴れていても逆光で西の地平線付近の雲は良く分からず...
 この日はT先輩も長駆駆けつけましたが、いざ現地に行ってみると富士山はほとんど見えず...

 それでも来た以上は撮らざるを得ません。
 本命位置でも広角端で少し余裕が出来るように、18日とは若干立ち位置を変えて...

 街灯りと客車の窓明かり、そしてヘッドライトの光跡も写り、ズーム流しはまぁまぁの出来でしたが、肝心の富士山がこれでは...


 おまけは食堂車のアップ。


 2015年12月20日(日)撮影


カシオペア流し撮り習作

$
0
0
 1月17日はお天気が良くなかったのですが、それでも8009レを撮りにヒガハスへ...
 いつもとは反対側から流し撮りです。
 最後の青罐514号機。 


 食堂車は準備中...


 カシオペアの続行でやって来たのは「早春成田初詣号」の185系でした。


 2016年1月17日(日)撮影

再び、残照に浮かぶ富士山

$
0
0
 12月中はその後お天気に恵まれず、富士山を撮りに行くチャンスは有りませんでした。

 明けて2016年1月4日、好天だったので三度目の出撃、結果は可も無く不可も無く...
 某所へ投稿しましたが、日の入り時刻(16時40分)が遅くなっているので周囲は明るく、客車の灯りは目立たず、ヘッドライトの光跡はもう無理でした。


 2016年1月4日(月)撮影


 それでもしつこく4回目は1月19日、日の入りは更に伸びて16時55分となり、大分明るくなって特に流し撮りする必要な無かったのですが...
 富士山は良く見えていましたが、ヘッドライトの光跡はおろか、街灯りも客車の窓明かりも無く、随分違った絵になりました。


 2016年1月19日(火)撮影

 ここ(残照の富士山バック)の写真は以前から見知っていて、数年前から何度も撮るチャンスがあったと思われますが、土壇場になって行っても時既に遅し...という好例(悪例)でした。
 日頃の精進不足ですね。

カシオペア流し撮り習作(2)

$
0
0
 カシオペアの廃止が報道されてからというもの、下蓮田踏切下の定番アングルは平日でも多くの撮影者が押し寄せ、日曜日や休日にはパトカーも出動して駐車車輌に警告を発するようになりました。
 そんな訳で、上り列車撮影ではなるべく定番には近づかないようにして、こんなところでズーム流しにチャレンジしていますが...

 大型車が通ると揺れる歩道橋で、縦振りのズーム流しは歩留まりが非常に悪く、何度か行ってやっとHMがちゃんと止まった1枚です。
 (本当はもう少し引き付けた所で止めたかったのですが...)
 ズーム流しとしては後方まで止まっていないので失敗ですが、この辺りが現在の実力では精一杯かも知れません。


 2016年1月31日(日)撮影

キラリと輝くEF8195

$
0
0
 ヒガハスご常連のMさんから、配8937レはEF8195+ホキ4輌との情報を頂き、お天気も良かったのでギラリを期待して撮影して来ました。

 屋敷森をバックに丁度罐が光る位置での流し撮り(一応ズーム流し)ですが、これでは側面のロゴが読めなくて、EF8195だか何だか分かりませんね。


 で、そのまま追いかけてちゃんとロゴが見える写真も...
 丁度上り電車とすれ違い、バックの建物や看板を隠してくれたのが良かったです。


 2016年2月10日(水)撮影

カシオペア流し撮り習作(3)

$
0
0
 建国記念日もヒガハスは大勢のファンで賑わい、パトカーが出動する騒ぎでした。
 下蓮田踏切下の定番アングルは大混雑と予想して、最初から流し撮り狙いで...

 最近、斜め前からの流し撮りがどうも不調で、最初のスパンでは決まらず、次のスパンから...


 本命カットは一応キラリと光るスパンですが、田圃ではトラクターが作業中...


 おまけはロビーカー


 2016年2月11日(木)撮影

ヒガハスギラリ、回顧録

$
0
0
 ヒガハスで下りカシオペア(8009レ)が光る季節も終わってしまいました。
 来年はもうギラリと光るカシオペアを撮れないと思うと、非常に残念ですね。

 初めてヒガハスで光るカシオペアを撮ったのは何時のことだったかと、ポジファイルを繰ってみると...2004年のことでした。
 その写真は既に掲載済みでしたが、ここに再掲です。
 EF8179に牽かれてヒガハスを下るカシオペア、編成全体が光っています。

 2004年2月8日撮影

 でも、今から考えると2月8日ではギラリには遅いですね。
 どうして現在撮っている場所で当時撮らなかったのか、その理由は後述するとして...

 ところで、ギラリという言葉ですが...
 当初ははあまり明確に定義をして居ませんでしたが、現在は、機関車などの車体に太陽のスペキュラーな反射が見える状態を、自分の中では「ギラリ」と定義しています。
 つまり、このような状況です。

 EF65535牽引 8685レ
 2005年1月10日撮影

 機関車の種類、車体の材質や色によって、ギラリの程度はかなり変化します。
 同じEF65でも、茶釜だと若干反射率が落ちるようですね。

 EF6557牽引 8685レ
 2006年1月8日撮影

 3枚目の写真と同じ2006年撮影のカシオペアですが、やはり現在撮影している場所では撮らずに2004年と同じようなアングルで撮っています。
 列車全体が良く光っていますが、スペキュラーな反射点が有るかどうかは微妙なところですね。
 ですから、現在はこういう写真をギラリとは言っていません。

 EF8179牽引 8009レ
 2006年2月5日撮影


 さて、2004年も2006年も、8009レはどうしてこんなアングルで撮っていたのか?
 それは未だ67がメインで、レンズ選択の余地が無かったからでした。

 現在の8571レとほぼ同時刻に通過していた8685レ(2枚目、3枚目)がギラリと光ったのは毎年1月10日前後で、標準レンズ(67の105mm)の画角で編成がピタリと収まりました。 従ってこうして機関車がギラリと光った写真が残っています。
 ところが8009レがギラリと光るのは1月末~2月頭で、太陽の位置が大分変化しますから、機関車をギラリと光らせようとすると標準レンズでは編成全体が入らなくなってしまいます。
 そこで仕方無く太陽がもう少し高くなる頃にずっと下がって165mm(35mm換算で約80mm)でこんな写真を撮らざるを得なかった訳です。
 当時は他にも撮るものが沢山有り、光るカシオペアを狙う人はほとんど居ませんでしたので、こうして遠くから撮ってもカメラマンが入ることはありませんでした。(時々犬の散歩の人などは通りましたが...)

 67メインからデジタル一眼レフメインになった2008年~2009年、やっとズームレンズでカシオペアがギラリと光る位置で撮れる様になったのでした。
 何れも再掲ですが、再度RAW現像して大きく掲載です。

 1月27日ではギラリには若干早め、しかも立ち位置が左に寄りすぎていて、罐の先頭が少し光っているだけでした。

 EF8192牽引 8009レ
 2008年1月27日撮影

 翌年、立ち位置は修正出来ていますが、2月8日では本当はちょっと遅かったのです。
 でも、この日はカシオペアが5分程遅れてきてくれたお陰で丁度良くギラリと光りました。

 EF8192牽引 8009レ
 2009年2月8日撮影

 これ以降、試行錯誤を繰り返して撮影して来た上で、カシオペアギラリの最適な日、最適な立ち位置が経験的に分かってきて、その後更に論理的に検討して確認したという次第です。
 でも、もう来年は撮れません。

 

 
Viewing all 4222 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>