平成時代を駆け足で振り返る（７）

　俗にオクシナ回送とか呼ばれていた尾久から品川への客車や機関車の回送、尾久から一旦東大宮操へ行き、そこで機回しして山貨を通って品川へ行く回送列車でした。
　尾久から東大宮操までが回４５４１レ、東大宮操から品川までが回１５４０レで、逆の行路は回１５４１レ～回４５４０レでした。
　これらの運用に時々ＥＦ５８が充当されのが楽しみでした。

　この日はロクイチがゆとりを回送です。
　先ずは尾久駅で停車中を撮影し、　


　京浜東北線に乗って川口へ先回り．．．


　大宮へ移動して東大宮操から戻ってくる所をパチリ。


　この頃だったか、上野と東京の間に昔のように線路が復活するとの話を聞いて、そうなるとオクシナ回送とかは無くなっちゃうのかなぁ、などと思っていましたが．．．
　今や客車は無くなり、品川運転所も無くなってこれらの回送列車も無くなり、高輪ゲートウェイなどという駅が出来てしまいました。
　僅か（でもないか？）１２年前の話ですが、あの頃からは想像も出来ない変化です。

　回４５４１レ～回１５４０レ、ＥＦ５８６１＋ゆとり
　Ｈ１８年／２００６年１１月２５日（土）撮影

　デジタル一眼レフ（ＥＯＳ２０Ｄ）を初めて手にしたのもこの年の３月でした。
　６７IIと併用でしたが、電車に乗ってフラッと出掛ける時は２０Ｄ１台に標準ズームと望遠ズーム各１本という装備でした。
　ＥＦ５８６１は翌２００７年には引退してしまい、デジタル一眼レフで撮影出来たのは僅か１年ほどでした。

　平成１８年ではもう一つ、良く覚えているのが高校野球、夏の甲子園決勝。
　ハンカチ王子とマー君の投げ合いは壮絶でしたが、都大会（予選）から注目していたピッチャーだっただけに、早実が優勝したのは嬉しかったですね。
　ただ、プロに入ってこんなに二人の差が開くとは思っていませんでした。
　斎藤佑樹、頑張れ！！