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Channel: 趣味の写真帳
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フィルムのデジタル化について

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 一昨日終了した銀燕チャリティ写真展には沢山の方のご来場を賜り、有り難うございました。
 写真展をきっかけに何年ぶりかで再会出来た方もあり、また沢山の方と知り合え、参加させて頂いて本当に良かったと思います。
 都合で会場に行けない日もあり、行き違いになった方には大変申し訳ありませんでした。m(__)m

 写真展には、最新のデジタルカメラで撮影された作品から、数十年前に銀塩フィルムで撮影されデジタル化された作品まで、幅広い年代にわたっての写真がありました。
 拙作4点もフィルムをスキャンしてデジタル化しプリントした写真でしたが、何人かのメンバーのフィルムからデジタル化された写真を拝見していて、大いに考えさせられる所がありました。

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 写真をちゃんと撮り始めた頃は35mm一眼レフカメラでしたが、全紙に伸ばすと全く満足の行かない画質でした。
 大学時代に友人の6×6判二眼レフを借りて撮影し、その画質の違いに驚いたことは以前にも書きました。同じ全紙に伸ばしても、拡大率が全然違いますから考えてみれば当然の事なのですが...
 それ以来、120フィルムがメインで写真を撮る事になりました。

 フィルムをデジタル化し始めたのはHPを開設した1997年頃ですが、当初はスキャナーを持っていなかったので、コダックや富士フイルムのフォトCDを使っていました。
 しかしながら120サイズのプロフォトCDは一コマの単価がべらぼうに高く(確か3,000円だったと思う)、沢山デジタル化していたら破産してしまいます。そこで自分でデジタル化することにしました。

 当時120サイズのフィルムまでスキャン出来るフィルムスキャナーもありましたが、これは大変高価で手が出ず、フィルムをスキャン出来るフラットヘッドスキャナーが丁度出始めていたのでこれを導入、機種は更新していますが、現在に至っています。HPやブログにアップするにはこれで十分な画質でした。
 3年前に横浜で写真展を開催したとき、120フィルムをスキャンした画像を初めてA3ノビにプリントしてみて、デジタルで撮影された写真と比べて解像感は劣るが、まぁこんなものだろう...とその時は思っていました。

 そして今回も同様に処理した写真が3枚、A3サイズで展示されました。 
 その中から1枚掲載です。横1920ドットの24インチモニターで表示すると、展示されたサイズと大体同じ大きさです。

 室蘭本線 栗沢(~志文) 221レ、D51566
 遠方に写っている列車は多分574レ、D51565
 1975年11月24日撮影

 A3サイズにプリントされた拙作3点は、何れも120フィルム(ポジ)をフラットヘッドスキャナーで3,200dpiでスキャンしデジタル化したものですが、朋友O氏が135フィルム(ネガ)を高画素のデジタルカメラとマクロレンズを使って複写し、A3サイズにプリントした写真と見比べて、解像感があまり変わらないことに驚きました。
 120フィルムと135フィルムが同じような解像感と言うことは、フラットヘッドスキャナーによるデジタル化の方が画質低下が大きいということが考えられます。
 そこでO氏の力を借りて、両者がどの程度違うのか自分の目で確かめるため、少し実験して見ることにしました。

 多少時間が掛かりますが、結果が出たらまた記事にしたいと思います。


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