日中線記念館を訪問した後、近くにある願成寺へ行ってみました。
初めての訪問で閉門30分程前でした。既に太陽は山の端に隠れ、参拝する人も無くひっそりとしています。
山門脇の桜は半分ほど紅葉していましたが、銀杏はこれからですね。
本堂は内陣が800年前、外陣が400年前の建立とのこと。
千佛堂(旧阿弥陀堂)は静かな佇まい。
お寺の方が自分達を見つけてくれて、既に消灯されていた大仏殿の照明を再び点灯し、お寺の由来などを説明して下さりました。
千佛堂に安置されていた阿弥陀三尊、現在は収蔵庫としての大仏殿に安置されています。
許可を貰って撮影させて頂きました。
千体佛と呼ばれている光背の化佛は実際に千体以上あるそうです。
阿弥陀如来の両膝の上の辺り、光背の左右に隙間が有る所にも昔は化佛が有ったようですが、先の大戦中に出征した人がお守りとして持っていってしまい、無事に帰ってきた人は戻したようですが、全部は戻らずに隙間が出来てしまったとか...
願成寺はもともとこの地には無く、別の所から引っ越してきたようですが、戦乱や大地震などで一時は廃寺同然となったこともあるそうです。
この阿弥陀三尊は土に埋もれていたものを掘り起こし、時の会津藩主が千佛堂に安置、昭和になって大仏殿に移されました。
数奇な運命を辿ったお寺ですが、こうして立派な仏像が残っているのは奇跡に近いのかも知れません。
願成寺のウェブサイトはこちらです。
お寺の方から伺ったその辺りの歴史が更に詳しく記述されています。
2018年10月22日(月)撮影
初めての訪問で閉門30分程前でした。既に太陽は山の端に隠れ、参拝する人も無くひっそりとしています。
山門脇の桜は半分ほど紅葉していましたが、銀杏はこれからですね。
本堂は内陣が800年前、外陣が400年前の建立とのこと。
千佛堂(旧阿弥陀堂)は静かな佇まい。
お寺の方が自分達を見つけてくれて、既に消灯されていた大仏殿の照明を再び点灯し、お寺の由来などを説明して下さりました。
千佛堂に安置されていた阿弥陀三尊、現在は収蔵庫としての大仏殿に安置されています。
許可を貰って撮影させて頂きました。
千体佛と呼ばれている光背の化佛は実際に千体以上あるそうです。
阿弥陀如来の両膝の上の辺り、光背の左右に隙間が有る所にも昔は化佛が有ったようですが、先の大戦中に出征した人がお守りとして持っていってしまい、無事に帰ってきた人は戻したようですが、全部は戻らずに隙間が出来てしまったとか...
願成寺はもともとこの地には無く、別の所から引っ越してきたようですが、戦乱や大地震などで一時は廃寺同然となったこともあるそうです。
この阿弥陀三尊は土に埋もれていたものを掘り起こし、時の会津藩主が千佛堂に安置、昭和になって大仏殿に移されました。
数奇な運命を辿ったお寺ですが、こうして立派な仏像が残っているのは奇跡に近いのかも知れません。
願成寺のウェブサイトはこちらです。
お寺の方から伺ったその辺りの歴史が更に詳しく記述されています。
2018年10月22日(月)撮影