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懐かしのあけぼの(2)/HMが付いた頃

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 1984年の途中から、あけぼのにHMが付くようになりました。(これより以前、20系時代にHMが付いていたこともあるようなので、正確にはHMが復活したと言うべきでしょうか)

 この年は線路際に復帰した年でしたが、まだそれ程頻繁に撮影に出ていたわけでは無く、夏から秋にかけてはほとんど撮影していなかったので、いつからHMが付いたのか判然としません。
 (10月にもダイヤ改正があって、それ以降HMが付いたのかもしれません)

 秋も深まったヒガハスを上るあけぼの、EF651037の牽引です。(再掲)


 同年の大晦日、EF651015の牽引。
 客車の足回りには着雪がありました。


 東北本線 蓮田〜東大宮 1984年11月13日(上)、12月31日(下)撮影




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あけぼの闇鉄(2)/2022レ小千谷通過

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 この時は、磐越西線にクリスマストレインを撮影に行く途中の寄り道鉄でした。

 下りあけぼのを土合〜土樽間で撮影した後、少しでも明るい場所で撮りたくて深夜の上越線沿線をロケハンしながら北上しましたが、あまり良い場所も見つからず...
 結局小千谷まで来てしまい、上りあけぼのの通過時刻まで余裕も無かったのでホームでの撮影でした。

 流せば目立たなくなると思いましたが...ちょっと架線柱が煩いですね。


 引きつけてもう1枚。
 闇鉄の中では、流し撮りが比較的綺麗に決まったショットでした。


 2022レ EF641031
 上越線 小千谷 2013年12月14日撮影



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懐かしのあけぼの(3)/EF65PF牽引をもう少し...

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 EF65PFが牽く東北本線時代の24系あけぼのを、いつもより大きな写真でもう少し...

 EF651025牽引(再掲)
 東北本線 古河〜栗橋 1986年1月21日撮影


 EF651014牽引(再掲)
 この時もヒガハスには結構雪が積もりました。黒磯から牽いてくる機関車に着雪するということは、北の方では朝まで降っていたのかも知れません。
 東北本線 蓮田〜東大宮 1987年3月8日撮影


 EF651038牽引(この写真は多分初公開)
 この日は白帯で統一された12輌編成、堂々たる姿でした。
 東北本線 栗橋〜東鷲宮 1988年10月22日撮影





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あけぼの闇鉄(3)/大雪の宮原にて

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 下りあけぼのを闇鉄しようと思えば地元で毎日でも出来るのですが、夕食時についつい燃料(=アルコール)が入ってしまい、出かけるのが億劫になってしまいます。
 線路脇を併走する道路の照明なども有りますが、街中でもかなり暗くて満足な写真は撮れないだろう...という先入観念もあって、この日まで近所で下りあけぼのを撮った事は有りませんでした。

 でも、雪が降れば違います。特に、都会の雪の夜は空が明るいですね。
 街灯りが降っている雪に反射して明るくなるのでしょうか、上越国境での闇鉄よりもずっと露出が稼げます。

 そんな訳で、闇鉄シリーズの番外編とでも言いましょうか、記録的な大雪となった2月14日の夜、地元で撮影した下りあけぼのです。

 露出が稼げそうだったのでズーム流しに挑戦しましたが、残念ながら止まり方が完全ではありませんでした。
 おまけに、雪が沢山降っている時に上から撮影しているので、ヘッドライトに照明された雪にAFを持って行かれ、着雪があって良く見えませんがヘッドマークや機番のピントが少し甘くなっているように見えます。

 列車のスピードが遅かったので、ズーム流しの効果はほとんど分かりませんね。

 この列車、このあと鴻巣まで行ってそのまま抑止、運休、列車ホテルとなったのはご存知の通りです。
 乗客の皆様には大変お疲れ様でした。

 高崎線 宮原〜上尾 2014年2月14日撮影

 
 これ以来、2021レをターゲットにして近所で時々ズーム流しの練習をしていますが、なかなか決定版が撮れません。
 雪が降っていないと暗くて、列車のスピードも結構出ているので、ズームレンズを使うとシャッタースピードを落とさざるを得ず、歩留まりが極端に低下...
 あと一週間で決定版が撮れるかどうか...



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懐かしのあけぼの(4)/EF81牽引

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 懐かしの、と言っても今日からはそれ程古い写真ではありません。
 デジタルカメラになってから撮影した写真で、一度アップしたことがある写真ですが、再度RAW現像して大きなサイズで掲載です。

 一時期は三往復と隆盛を誇ったあけぼのも、1990年をもって東北本線からその名称が消えてしまいました。(列車は北斗星に引き継がれた訳ですね)
 そして、高崎線経由の鳥海が再びあけぼのを名告るようになったのは、ハッキリ覚えていませんが1997年とのことです。

 EF641000が牽引する鳥海は何度か撮影していますが、あけぼのの名称が復活した頃は撮影した記憶がありません。
 鳥海は上野着が9時過ぎだったので撮ろうと思えば普通に撮れたのですが、あけぼのに改称されてスジが繰り上がり、日の出の早い時期しか撮れなくなってしまったのが原因だと思います。
 当時のフィルムカメラでは日の出前の朝練をする、などという事は考えられませんでした。


 前置きが長くなりましたが、今日は田端のEF81が担当していたころの写真を2枚、両エースの牽くあけぼのです。
 2022レ EF8181
 高崎線 上尾〜宮原 2008年7月12日撮影(再掲)


 2022レ EF8195
 高崎線 宮原 2008年8月11日撮影(再掲)



 C−NX2のVerもアップし、使いこなしも昔よりは多少腕が上がっているので、RAW現像も多分以前よりは上手になっていると思います。(;^ー^A




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あけぼの闇鉄(4)/跨線橋から

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 この跨線橋、昔はアウトカーブをもっとサイドから撮れる良い場所だったのですが、跨線橋と線路の間に建物が出来て全く撮れなくなってしまいました。(昔の写真はこちらにあります)
 しかしながら、闇鉄をするには道路の照明が線路に漏れているところは好都合で、ここでも機関車の辺りが少し明るくなっています。

 この時は大粒の雪が沢山降っていて、AF−Cで撮っていますが、ヘッドライトに照明された雪にピントが合ってしまっているようです。
 宮原で跨線橋から撮影した写真(一昨日の記事)と同じ状況ですが、こちらの方が時期的には先に撮影しています。

 厳しい露出条件なので、どうしてもレンズを開放近くで使う事になり、被写界深度が浅くなってナンバープレートやヘッドマークはピントがやや甘いですね。


 2022レ EF641031
 上越線 越後湯沢〜岩原スキー場前 2013年12月22日撮影




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遅れあけぼの(3/8)

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 オホーツク海に居座る低気圧のお陰で北日本の天気は大荒れ、羽越本線も強風が吹き荒れているようで、あけぼのは7日、8日と二日連続で遅れて上って来ました。
 7日は平日なので、いつものように大宮からカシオペアのスジに乗せるため岡部辺りで時間調整をして、上ってきたのは(宮原が)9時前でした。

 8日は土曜日でダイヤには幾分隙間があります。それで、高崎線内では時間調整をせずに55分の遅れでやって来ました。
 長時間停車していないので着雪もあまり落ちず、丁度良い光線の時間帯だったので良い絵が残せました。
 これはひとえに貫通扉師匠のお祈りによるところが大きいかも知れません。(笑)

 毎度お馴染みのアングルですが、3枚連続でどうぞ。






 この時間帯だと、正面には架線の影が全く落ちずに、美しいお顔です。

 高崎線 宮原 2014年3月8日撮影




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懐かしのあけぼの(5)/EF64−0牽引

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 田端のEF81が牽引したかと思えば、高崎のEF64−0が牽引したこともありました。

 2022レ EF6437
 この茶釜は自分としてはイマイチ好きになれませんでしたが、あけぼのを牽いていた時は人気沸騰でしたね。
 高崎線 宮原 2009年3月29日撮影(再掲)


 2022レ EF6438
 同じ64−0でも、やはりブルトレには青い罐が似合うと思います。
 高崎線 上尾〜宮原 2009年4月15日撮影(再掲)

 このアングル、現在は画面の右外にあったポールが更新されて線路寄りになってしまい、非常に撮り辛くなってしまいました。

 もう一枚38号機の牽く姿、有名なお立ち台(南浦和〜蕨間のS字カーブ)を上る2022レです。
 東北本線 浦和〜赤羽 2009年5月1日撮影(再掲)





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3年が経ちました...

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 あけぼのの惜別特集も今日だけはお休みです。

 大震災からまる3年が経ちました。
 原発事故のために未だ沢山の人が避難生活を強いられていて、東北地方の復旧はまだまだ進んでいないように感じますが、福島に住む中学時代の親しい友から届いた今年の年賀状には、近況に添えて「福島は元気ですのでご安心下さい」との一言がありました。
 友人は経済学の教授として震災前から原発問題にも永く取り組んできていて、震災後も真剣に福島や東北の未来を考えています。
 それに引き替え自分は...多少忸怩たる思いも有りますが、今年もまた東北地方を旅行するなどして、微力ながら応援したいと思います。

 写真は復興の原動力となったタンカートレインで、2011年4月6日の撮影です。

 朝日が山を赤く染める頃、石油を満載した列車が峠を下ってきました。終着郡山まであと少し。 

 9292レ DD511188+DD51832
 磐越西線 中山宿〜磐梯熱海

 石油を届けての帰り道、美しく雪化粧した磐梯山に見送られて... 

 9293レ DD51832+DD511188
 磐越西線 更科(信)〜磐梯町
 


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みちのくSLギャラクシー関連

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 東日本大震災から間もなく3年目を迎える3月7日〜8日に、東北地方の復興を応援する目的で運転された「みちのくSLギャラクシー」、上野駅へD51が久しぶりに入線するということで尾久〜上野間沿線はもの凄い人出だったようですね。
 こちらはのんびりとTVでその様子(D51の走行)を見ていましたが、往路と、使用された客車の返却回送、D51の配給は近所で撮影して来ましたので、その様子をご覧下さい。

 最初は3月8日の往路、EF510−515がキハ141系4両(SL銀河編成)を牽いて軽快に上ってきました。
 被災された方々が乗っている列車には、蓮田からタモリ氏も乗車されたようですね。

 9116レ:東北本線 蓮田〜東大宮 2014年3月8日撮影

 この後、尾久から上野までがD51の牽引でした。


 続いてSL銀河編成の返却回送です。
 3月10日の午後でしたが、平日にも拘わらずヒガハスには撮影者が100人位は居たでしょうか...
 銀河(ぎんが)−銀罐(ぎんがま)という語呂合わせなのか、返却回送は510号機の牽引でした。
 
 ちょっとシャッタータイミングの悪い写真ですが...


 もう一枚、サイドから...

 9161レ:東北本線 東大宮〜蓮田 2014年3月10日撮影


 お終いは日の出前の宮原にてD51498の返却回送です。
 EF65501が牽いて行きました。


 後追いでもう一枚。

 配9751レ:高崎線 宮原(〜上尾) 2014年3月11日撮影


 震災で亡くなられた方々のご冥福と、罹災された方々には早く平穏な日々が戻る事を、改めてお祈り申し上げます。



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あけぼの闇鉄(5)/街灯りをバックに

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 あけぼのの上り列車(2022レ)を深夜に撮影するのに適した場所がないか、あちこちロケハンしましたが...夜中にロケハンしてもなかなか良い場所は見つかりませんね。

 下りの定番(土合〜土樽間)は高速道路の照明が漏れて比較的明るいのですが、上りが撮れる明るい場所が有りません。
 そんな中で、ここは国道17号線のナトリウムランプが少し当たっているところです。

 それでも露出は厳しく、シャッタースピードを1/10秒まで落としての撮影でしたが...案の定、止まり方がイマイチでした。

 街灯りの流れ方が直線ではありませんので、露光中にカメラが微妙に上下していることになります。
 VR付の明るい単レンズがあれば多分これを解消出来るのですが...

 フレーミングもちょっと余裕が無さ過ぎました。

 2022レ EF641053
 上越線 越後湯沢〜岩原スキー場前 2014年2月2日撮影



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あけぼの夜練/ハイビームにやられた...

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 最近のズームレンズは非常に高性能ですが、流石にこれだけ明るい光源をまともに受けるとゴーストやフレアが出まくりですね。"┐('〜`;)┌"
 この時は試しにAF−Cで撮ってみましたが、ピントは一応追いかけていました。
 看板がピタリと止まっているので、ゴーストやフレアがもう少し目立たなければ良かったのですが...


 高崎線 宮原〜上尾 2014年3月6日撮影


 降雪の中で撮っていると、写真を撮る角度にもよりますが、ハイビームで来てもこれほどゴーストやフレアが目立ちません。
 雪で光が散乱して減衰しているのでしょうね。
 


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あけぼの闇鉄(6)/踏切通過

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 3月14日です。
 明日はダイヤ改正なので、今夜出発する上下のあけぼのが最終列車ですね。
 撮れなかった課題は幾つかありますが、自分にしては珍しく朝も夜も夜中も精一杯頑張れたので、心残りはありません。

 今日の写真は、雪のシーズンは除雪されずに事実上閉鎖されている踏切を通過する上りあけぼのです。
 閉鎖されていても警報器は吹鳴点滅していますので、車体や雪原の一部が真っ赤に染まりました。


 2022レ EF641031
 上越線 越後湯沢〜岩原スキー場前 2014年2月11日撮影


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あけぼの夜練/イメージ通りに撮れなかった...

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 だんだん情けない記事が増えて来ましたが...(;^ー^A

 遂にダイヤ改正の日を迎えてしまいました。
 思い描いていたイメージ通りの写真を撮るべく、夜な夜な近所へ練習に出かけましたが、終了間際になって慌ててみても結局は上手く行きませんね。

 そのイメージとは...
 大雪の夜に撮影した跨線橋はバックの街灯りが綺麗だったので、露光間ズームで街灯りを光跡にしてヘッドマークがきちんと止まっている写真、と言うものでした。
 シャッタースピードを変えたりレンズを替えたりして何度も挑戦しましたが、残念ながら満足のゆく写真を撮れずにあけぼのは終焉を迎えてしまいました。
 そんな写真を載せても仕方無いとも思いますが、自戒を込めて...


 何とか見られそうなのはこの一枚ですが、ヘッドマークの止まり方は60点、光跡の長さが短くシャッタータイミングも置きピンした位置より遅れているので、到底満足の出来る写真ではありません。


 光跡の長さやシャッターを切った位置はこちらの方がイメージ通りなのですが、如何せんヘッドマークがきちんと止まっていません。



 あけぼのは結構スピードが出ているので、架線柱を避けてシャッターを切れるのは高々3コマです。
 その中で最適なタイミングは勿論1コマだけ。そこに合わせてカメラのアングルを決め、置きピンします。
 そしてズームレンズを望遠側一杯まで伸ばし、列車の接近に合わせて広角側へズームしながら連写しますが...

 24−70mm/F2.8のレンズではズームの範囲が狭く追いかけるのが難しいし、追いかける時間を少しでも長くするために24−120mm/F4のレンズでも撮りましたが、開放F値が暗いので露光条件は厳しくなります。ただ、24−120/F4にはVRが付いているのが利点ですね。
 
 2枚の写真は、シャッターは両方とも1/30秒です。
 しかしながら、ズームして行くと画面内で被写体が左右にも移動するので、看板をきちんと止めるためにはもう少し早いシャッターを切りたいところです。
 一方、光跡の長さを長くするためにはもっとシャッタースピードを落とさなければならず...痛し痒しです。

 ここは線路がカーブしているので、そもそも露光間ズームには適していないのかも知れません。
 線路が直線で、ズームしても止めたい部分(ヘッドマーク)が左右に移動しにくい場所、つまり線路が画面の中心から放射状に延びるようなアングルで撮れる場所にすれば、もう少しマシな絵が撮れたかも知れません。
 Post Festum... 

 2021レ EF641031
 高崎線 宮原〜上尾 2014年3月8日(上)、3月12日(下)撮影



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あけぼの朝練/跨線橋にて

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 あけぼのの定期運行は終了しましたが、撮り溜めた写真が沢山あるので、もう少しあけぼのの記事は続きます。
 
 丁度一週間前になりましたが、ダイヤ改正前最後の日曜日、宮原付近は大勢のファンが出ていました。
 ただ、残念なことに東の空には雲があり、あけぼのは定時で上って来たので日は当たりませんでした。

 夜連でちょくちょく下り列車を撮った跨線橋の反対側です。


 引きつけてもう一枚。
 定時で上って来たので、もう少し着雪があるかと思いましたが...


 すかさず反対側へワープして後追いも...
 でも、後追いのズーム流しは難しく、テールサインがちゃんと止まらなかった...
 

 この場所をご存知でない方は何の疑問もなく一連の写真をご覧になったと思いますが...
 この場所をご存知の方は驚愕されたのではないかと...(笑)



 ここは国道17号バイパスの両脇にある歩道橋で、反対側へ行くには一度階段を降りて再び反対側の階段を登らなければならず、道のりにして150m程移動する必要がありますので、同じ列車を前後から撮影することはスーパーマンでも無い限り不可能でしょう。
 実は1,2枚目と3枚目は撮影した日が異なります。
 同じような曇りの日でしたので、ちょっと悪戯してみました。失礼しました。m(__)m


 高崎線 上尾〜宮原間 2022レ
 1,2枚目:EF641052牽引 2014年3月9日撮影
 3枚目:EF641030牽引 2014年2月23日撮影



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あけぼの闇鉄(7)/真夜中のシルエット

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 あけぼの闇鉄(6)/踏切通過の続きのカットですが...

 跨線橋の街路灯が明るかったので、真夜中のシルエットを狙って見ました。
 線路の両脇には除雪により雪の壁が出来ていて、足回りは全然見えないかと思っていましたが、多少は透けていますね。
 ナトリウムランプの黄色い色を残すか、ホワイトバランスを調整してもう少し白くするか...RAW現像時にちょっと試行錯誤して、記憶に近い色にしてみました。


 写真を良く見ると、この時の1031号機は両エンドにHMを付けていました。

 2022レ EF641031
 上越線 越後湯沢〜岩原スキー場前 2014年2月11日撮影


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あけぼの闇鉄(8)/土樽・午前零時

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 ♪蛍の光窓の雪...と歌にもある通り、雪が降っていると深夜でも何となく明るく感じ、実際にカメラで撮ってみても明るく写りますね。
 また、客車の窓から漏れる光が雪原に反射して、雪が無い深夜よりもずっと明るくなります。

 雪のシーズンは、下りの2021レは常に土合〜土樽間、関越道の下からの撮影でした。通過は丁度日付が変わる頃です。

 ここでは2021レを何度も狙いましたが、気象条件(雪がどの程度降っていたか?)、ピントや露光条件、そして流し撮りの止まり方、これらの要素が全て完璧になったことは残念ながら一度も有りませんでした。
 両手の指の数に満たない程度の回数で、完璧な写真を撮ろうとする方が間違っているとは思いますが...(^^ゞ

 そんな中で、100点満点ではありませんが、自分の中では及第点の写真を...
 ヘッドライトのビームが綺麗に見える程度の雪の降り方、線路上の雪をはね飛ばす姿は好ましく、露出設定や流し撮りの止まり方もまずまず良好でした。


 全体の様子が分かるように、もう少し広く撮影した写真も掲載しておきましょう。
 こちらは別の日、あけぼのが下ってくる前(深夜0時前)に長時間露光で撮影した風景写真?です。

 感度を上げずに長時間露光すると、こんなにクッキリと綺麗に写りますが...

 2021レ EF641053
 上越線 土合〜土樽
 2013年12月22日(上)、2014年2月10日(下)




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あけぼの闇鉄(9)/駒子を撮った場所でした

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 上越線の土合〜土樽間、清水トンネルの飛び出しアングルは、10数年前にレトロトレイン駒子号撮影した場所でした。

 古い写真で、おまけに季節外れですが...

 1999年の8月、川端康成生誕100年を記念して週末ごとに運転された、EF5861の牽引するレトロトレイン駒子号です。
 トンネル内の冷気で冷やされたためか、ロクイチの車体は結露していました。
 後パンがちょっと引っかかっているのはご愛敬ということで... 

 ここでは都合3回、駒子号を撮影しました。
 上越路に駒子を追いかけ回した懐かしい思い出です。


 そして15年後、真冬の深夜に再訪することになるとは、考えてもみなかった事でした。

 深夜0時過ぎに同区間を通過する下りあけぼの(2021レ、EF641030牽引)の動画をご覧下さい。(D800Eで撮影)


 上越線 土合〜土樽 1999年8月22日(上)、2014年2月11日(動画)撮影



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あけぼの闇鉄(10)/僥倖

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 初めて本番でズーム流し(=露光間ズーム+カメラのパン)を行った日でした。

 この写真を撮った時は、ファインダーでは2つのヘッドライトしか見えていませんでした。
 列車が来る前に何度もズームしながらカメラをパンする練習を行い、一応の準備は出来ていましたが、いざ来て見るとヘッドライトしか見えないので相当焦りました。
 ヘッドライトの位置にファインダー内のフォーカスポイントを合わせるようにしてカメラをパンしましたが、何しろそれしか見えていないので、編成が全部入るようにズームを広角側に調整するのはもう盲滅法です。

 それでも何コマか切ったうちの2コマが、編成が上手く画面に収まり、機関車の番号がキチンと読める程度に止まっていて、ズーム流しは結果的にほぼ上手く行きました。
 しかしながら、これはもう完全に僥倖ですね。


 ただ、この日の気象条件は、残念ながら満足出来るものでは有りませんでした。
 雪が降っていないとやはり面白みに欠けます。
 でも、雪が降っていたら同じように僥倖になったかどうか...

 2021レ EF641032
 上越線 土合〜土樽 2014年2月2日撮影



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あけぼの闇鉄(終)/最終列車

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 3月15日(土)はダイヤ改正の日でしたが、あけぼのの上下最終列車(9022レおよび9021レ)は前夜にそれぞれ青森、上野を出発していますので、ダイヤ改正日の朝に終着駅に到着しました。
 闇鉄三人組は上下の最終列車を日付が変わった後、雪の上越国境でお見送りしてきました。

 下り9021レは三人には定番となった土合〜土樽間、清水トンネル飛び出しで撮影、1031号機の牽引。
 雪の降り方は丁度良い感じでしたが、スノープローで雪をはね飛ばす姿は見られませんでした。


 引きつけてもう一枚。


 この写真を撮影した時は、この付近には車10台ほど、暗くて良く分かりませんでしたが、20名以上の撮影者が居たと思われます。


 上りは越後湯沢〜岩原スキー場前間の跨線橋下でかぶりついてズーム流しを行うも、ハイビームに幻惑されてヘッドマークがピタリと止まらず...


 後追いも撮りましたが、テールサインは明るすぎて良く見えません。

 もっと長いレンズで、罐がS字カーブの向こうに見えたところで撮れば良かったようです。


 おまけは...
 さいたま市まで帰ってきて、もう一度9022レを撮影することが出来ました。

 この辺りも凄い人出でしたね。

 上越線 土合〜土樽(上)、越後湯沢〜岩原スキー場前(中)、高崎線 上尾〜宮原(下)
 2014年3月15日撮影

 
 東海道ブルトレ終了の時も、日本海終了の時も、さほど熱くはなりませんでしたが、あけぼのは地元でずっと撮り続けてきたブルトレだけに、終了して寂しさで一杯です。
 昭和50年に蒸気機関車が全廃となった後は虚脱状態→休鉄となりました。
 その時ほどではありませんが、ある種の寂寞とした感じ、あるいは虚脱感に囚われています。

 次はいよいよ北斗星の番か...



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