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函館本線の海水浴臨時列車(3)

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 この日撮影した臨客は、9834レ、9831レ、9833レ、9835レ、9837レ、9839レの6本です。
 日曜日だったので、多分海水浴臨時列車として5往復もあったのでしょうね。
 これらの他にもD51牽引の普通客レを上下5本、貨物列車を1本撮影していますので、今から思うと何とも贅沢な日でした。

 でも、当時の腕前では満足出来るような写真はほとんど無く(現在もそうじゃないか、というツッコミは勘弁して頂いて)、プリントしていないコマも沢山ありました。
 それらのコマをデジタル化して露出を補正、現像ムラを修正し、覆い焼きや焼き込みを施して適度にトリミングし、何とか見られる写真になったので今回のシリーズを記事にする事が出来た...という次第です。(;^ー^A


 さて、9834レと9837レは既に函館本線の海水浴臨時列車(1)で、9831レは同じく(2)でご覧頂きました。
 また、9833レは以前に同番号シリーズの最終回、「1023号機」でアップしていました。

 残るは9835レと9839レですが、今日は9835レを続きの2コマでご覧頂きます。
 オタモイ峠へ向けて奮闘するぞろ目のD51333号機、安全弁からは蒸気が噴き出し、風に舞う黒煙は猛り狂う龍の如し...

 このコマはちょっと後ピンだったか...

 昔はピントを送りながらの撮影で、迫り来る機関車にピント合わせが追いつかず後ピンになることもありました...と言い訳がましく書いてみる。
 また、通常はファインダー中央のマイクロスプリットイメージでピントを見ていましたので、機関車が中央に無い時はピントの山が掴み辛かった...と更に言い訳がましく書いてみる。
 だから昔は日の丸写真が多くて、トリミングが必要な写真が多いのか...と今頃になって納得する。

 今なら画面中央から被写体が外れてもAFでピントピッタリの写真が撮れるので、随分便利な時代になりました。
 ヘボな腕前がどれだけカメラの機能に助けられている事か...
 やっぱり当時と比べて、それほど腕前は上がっていないのか...と再び納得する。

 当時はズームレンズなど持っていませんから、一定の画角でなるべく煙も沢山入るように、カメラを縦位置から横位置に持ち替えてもう一枚。

 これも今ならズームレンズのお世話になって、もう少し上まで画角を拡げ、煙をもう少し入れているかも知れません。
 また、連写して2コマの間に更に数コマ撮れているでしょうし、更に引きつけたカットも撮れているでしょう。
 当時のMF手動連写では、自分の腕前ではこの位の間隔が限界だったようです。

 函館本線 塩谷〜小樽 1972年7月30日(日)撮影




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