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Channel: 趣味の写真帳
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函館本線の海水浴臨時列車(2)

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 真夏の蒸気機関車の撮影は、
 (1)一般的に煙を吐かないし、吐いても黒煙。
 (2)煙突の先に回転火の粉止め(いわゆるクルクルパー)が付いている。(冬場でも付いているところも有りましたが)
 (3)緑の濃いバックになりがちで、雪景色に比べて蒸機が目立たない。(特に遠くから撮影した場合)
 (4)スノープラウが付いていない。(北海道は夏でも付けっぱなしの罐が居ましたが)
  ・・・
などの理由から敬遠する人も多かったようですが、末期はそんな事も言っておられず、社会人となった1972年から無煙化前年の1974年までの夏休み(毎年7月末から8月初め)は必ず蒸機撮影でした。

 夏の蒸機撮影で唯一良かった事と言えば、海水浴臨時列車が多発されたことでしょうね。

 写真はD5153の牽く9831レです。撮影した時刻は昔のダイヤ情報誌を引っ張り出してくれば分かるかも知れませんが、探し出すのが大変で...(^^;;;
 ポジ(やネガ)の順番から、この列車は塩谷12時02分発41レの後に撮影していますので、午後の撮影になります。
 太陽は未だ高そうなので、お客さんは多分海水浴を早めに切り上げた人達なのでしょう。

 北海道はやはり気温が少し低かったのか、真夏にしては良い白煙でした。

 函館本線 塩谷〜小樽 1972年7月30日(日)撮影




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