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函館本線の海水浴臨時列車(1)

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 社会人1年生の夏休みは周遊券を使って北海道へ蒸機撮影に行っていました。
 当時のことは大分前に36年前の夏休みと題して何本か記事を書きました。
 あれからもう6年が経過し42年前になってしまいましたが、未だ何枚かの写真が眠っていますので、少しずつ掘り起こしてアップして行きます。

 北海道遠征の初日は函館本線の塩谷付近で一日過ごしていたようです。(他人事のような書き方ですが、記憶がほとんど無くなっていますので...(;^ー^A )
 上にリンクしたD5170の牽く137レがこの遠征での最初の獲物でしたが、ネガを見ると137レ撮影後、一旦塩谷駅に戻っているようです。

 塩谷駅に戻って撮影したのは海水浴臨時列車(9834レ)、サボを見ると岩見沢発蘭島行きですね。
 こんな写真を撮っていた事は全く覚えておらず、今回初めてスキャンした次第です。(;^ー^A
 そして某所に投稿したところ採用され、郷愁紀行様からもっと大きなサイズで見たいというご要望が寄せられましたので...

 この列車の前に撮影したのが前述のリンク先にあるD5170の牽く137レで塩谷9時43分発、この列車の後に撮影したのは塩谷12時02分発の41レですから、この列車は午前中の撮影と言う事になります。

 この写真からは分かりませんが、牽引はD51600とノートにありました。
 前から撮った写真があるかと思ってネガを調べて見たら...
 上述の137レを何コマか切っていて、最初のシート(6コマ続き)の最後のコマ番号が18で、その次のシートの最初のコマ番号は20でした。
 コマ番号19が有りません!
 前から撮った写真はコマ番号19に写っていたのかも...

 この頃はトライXの100フィート巻きを買ってきて、自分でパトローネに詰めて使っていました。
 それで、フィルムの最初のシートがコマ番号13から始まっています。
 自分で現像し切断している筈なのに、何故コマ番号19が無くなってしまったのか...全く覚えがありません。

 閑話休題

 同じネガの終わりの方には、同じD51600の牽く列車が写っています。
 塩谷駅を発車する9837レで、列番が飛んでいますが、もしかしたら上の写真の列車の復路かも知れません。
 (機関車の運用と客車の運用が一緒ではない可能性もあるので、何とも言えません)

 夕方のほぼ逆光撮影なので全体的にフレアっぽい絵で、画面左下にはゴーストが出ています。
 駅右手の道路には車が2台走っていて、土埃が上がっているのも煙ったい絵にしている原因でしょうか。(笑)

 蘭島駅は海岸線の直ぐ近くで、海水浴場は駅を降りて直ぐでした。
 あまり大きな駅では無かったと思いますので、お客さんを降ろした列車は蘭島の先、何処かまで回送され戻って来たものと思われます。
 さて、当時ターンテーブルが有り、客車を留置出来た駅は何処でしょう?
 D51に給水給炭するためにはやはり機関区のあったところ、となると倶知安か長万部。
 長万部は遠いので倶知安辺りでしょうか...

 この頃はどこの駅にも大抵中線がありましたが、この日は日曜日で、この列車の他に臨時列車が4本もありましたので、沢山の客車は何処に留置されていたのか?
 今頃になって疑問が湧いてきます。 

 函館本線 塩谷 1972年7月30日(日)撮影




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