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ヒガハス柿アングル今昔

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 先日、ヒガハスの柿の木アングルで写真を撮っていて、綾瀬川に掛かる鉄橋が良く見えるようになっていることに気が付きました。
 はて、どうして? と思ったら、この場所から鉄橋を見通す間にあったビニールハウスが骨組みだけになったためでした。
 白いビニールハウスが邪魔だったので、もう何年こもの角度から写真を撮っていませんでしたが、久しぶりに北斗星を撮ってみました。
 
 牽引は511号機、15分ほど遅れての通過でした。
 すっかり葉が落ちた柿の木は、その実が遠くからでも目立つようになりました。(11月21日撮影)


 さて、以下は本格的に鉄道写真撮影に復帰した1984年1月の撮影です。
 30年近く前に同じようなアングルで撮影していますが、随分見通しが良かったですね。

 最初は荷38レ。
 EF58の牽く荷物列車は朝方数本撮れたので、足繁く通ったものでした。


 こちらは急行八甲田。
 EF58の牽引もこの年の春で終了、以降はEF65PFが牽いていました。


 3枚それぞれ微妙に立ち位置が違っていますが、昔と今の写真を比べてみると...当たり前ですが、木々が生長しています。

 1枚目の真ん中付近に写っているクワの木?がかなり大きくなっていますが、その割に柿の木は大きくなっていませんね。
 画面右端、線路付近にあった屋敷森の一部、大きなケヤキの木などが何年か前に切られています。
 それから、写真を比較しても良く分かりませんが、畦道から一番撮りやすい場所にあった柿の木が1本切られています。
 ビニールハウスは無く、その右の小さな柿の木などや、鉄橋北詰のソテツ、梅の木なども未だ目立っていませんので、昔は凄く見通しが良かったですね。

 現在は鉄橋北詰に架線柱が増設され、架線柱を支えるワイヤーも張られていますが、このワイヤーに付いている黒い筒状のものが意外と目立って邪魔になります。
 この部品の名前が分からなかったのでWEBで調べていると、電柱支線用蔓巻防止具とか蔓性植物巻き上がり防止装置という名称で特許が出ていて、ついつい明細書まで読んでしまいました。(^^ゞ
 でも、これらの名称はどうもあまり一般的ではなさそうです。
 一般的な名称は無いのかなぁ...

 話が脱線しました...

 細かな違いはあっても、30年近く経って風景があまり変わっていないところがヒガハスの奇跡であり魅力ですね。


 東北本線 蓮田〜東大宮間 2012年11月21日(上)、1984年1月4日(中、下)撮影



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