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Channel: 趣味の写真帳
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春の小川

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 夕方4時になると防災無線から唱歌が流れてきます。
 つい先日までは「夕焼け小焼け」でしたが、今は「春の小川」です。
 と言う事で、岸辺にはスミレやレンゲではなく菜の花ですが、春の小川の写真を一枚。


 東北本線 新白岡~白岡
 5560レ(多分)、EF651040
 1996年4月30日撮影、原板は66カラーネガ(GA400)

 で、本題はここからです。

 この写真、上記の通り原板はカラーネガです。
 蒸気機関車を写した1970年代のカラーネガは退色や変色が激しく、デジタル複写しても綺麗な色が再現出来ませんが、最近複写した1990年~2000年代のカラーネガは、フィルムの性能も良くなっていて、保存期間が半分と言う事もあり、結構綺麗に色が再現出来ました。
 以下に備忘録として記述しましたが、ニコンユーザーの方に多少の参考にでもなれば幸いです。

 複写した写真をNX-DでRAW現像するとき、

①ネガポジ反転:レベルとトーンカーブで、45度の直線をー45度にする。具体的には左下を摘まんで左上に、右上を摘まんで左下に持ってくる。
 (この処理を「ネガ-ポジ」とか名前を付けて保存しておけば次回から楽です)

②ホワイトバランス調整:ホワイトバランス調整はグレーポイントを使用。
 反転したままではオレンジの補色でブルーのマスクが掛かっているので、画面の中で一番白い(と思われる)部分ー例えば白雲、蒸気、看板の文字、ガードレール、家の壁、キロポスト、JRマークなどなどーをスポイトで指定。

 これで何となく元の色が見えて来ましたが、未だ処理の余地があります。(元の色とは撮影した当時のプリントの色、あるいは同時に撮ったポジの色、それらが無ければ自分の記憶の中の色)

 処理したファイルをNX-2に転送します。

③明るさ-自動レベル調整(詳細設定でコントラスト調整、色被り補正)でかなり元の色に近くなりました。

④最後にトーンカーブ調整、ホワイトコントロールポイント、ブラックコントロールポイント、カラーコントロールポイントなどで自分の好みに仕上げます。

なお、②のファイルをフォトショップに転送して、色調補正-自動カラー補正でも結構綺麗に再現出来ました。

 以上、ご参考に。

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