日が沈み、東の空から月が昇ってきた頃、盛岡から回送されてきたカシオペアが、田圃に水が入り始めたヒガハスをゆっくりと上って行きました。
銀色の月と銀色の車体、なかなか良い組み合わせです。
田圃に月を映したかったのですが、風が強かったので諦めていました。
でも良く見ると、手前の田圃の上の端にぼやけた月が何となく見えています。もう少し低い位置から撮ればもう少し良く見えたかも知れません。
ところで、「田毎の月」という言葉が有りますが、浮世絵にあるように棚田などの小さな田圃1枚毎に、一度に沢山のお月様が綺麗に(まん丸に)映って見えることは物理的(光学的)に有り得ません。水面は必ず水平になるから、見えるのは一ヶ所だけです。
この言葉を初めて使った人が誰だかは知りませんが、多分歩きながら見たのか、あるいは長時間見ていて月が移動するに従って映る田圃も変わって行く様を表したのでしょう。
風が吹いて水面が波立っていると、綺麗な丸には映りませんが、月の光は幾つかの田圃で反射することはありますね。但しこれも自分とお月様を結ぶ直線上の田圃だけですが...
閑話休題。
カメラを振って撮ったもう一枚もどうぞ。
残念ながら、これだけ明るいと車窓の灯りがほとんど見えませんが、唯一ラウンジの灯りが写っていました。
回9010レ、EF81133
2018年4月29日(日)撮影
銀色の月と銀色の車体、なかなか良い組み合わせです。
田圃に月を映したかったのですが、風が強かったので諦めていました。
でも良く見ると、手前の田圃の上の端にぼやけた月が何となく見えています。もう少し低い位置から撮ればもう少し良く見えたかも知れません。
ところで、「田毎の月」という言葉が有りますが、浮世絵にあるように棚田などの小さな田圃1枚毎に、一度に沢山のお月様が綺麗に(まん丸に)映って見えることは物理的(光学的)に有り得ません。水面は必ず水平になるから、見えるのは一ヶ所だけです。
この言葉を初めて使った人が誰だかは知りませんが、多分歩きながら見たのか、あるいは長時間見ていて月が移動するに従って映る田圃も変わって行く様を表したのでしょう。
風が吹いて水面が波立っていると、綺麗な丸には映りませんが、月の光は幾つかの田圃で反射することはありますね。但しこれも自分とお月様を結ぶ直線上の田圃だけですが...
閑話休題。
カメラを振って撮ったもう一枚もどうぞ。
残念ながら、これだけ明るいと車窓の灯りがほとんど見えませんが、唯一ラウンジの灯りが写っていました。
回9010レ、EF81133
2018年4月29日(日)撮影