昔の写真をスキャンして見ていると、35mmフィルムはやはり解像感がイマイチですね。
レンズの性能も良くなっているのでしょうが、現在の2000万画素程度のデジタルカメラの解像感は35mmフィルムはおろか、ブローニーフィルムをも凌駕しているかも知れません。
ニコンの新製品D850は4500万画素を越え、これはもうキャビネフィルム以上の解像感と思われます。
グリップを付ければコマ速も秒9コマまで上がり、鉄道写真撮影にも十分に使えそうで、予算が許せばD850にしたかったのですが...
その昔(高校生の頃だったか?)、読売新聞で確か「2000mmの春」というタイトルだったと思いますが、超望遠レンズで撮影した写真の連載記事があって、バックネット付近からキャッチャーのサインが丸見えという一文が印象に残っています。あの頃、超望遠撮影への憧れが芽生えたのだと思います。
高校入学祝いに買ってもらった一眼レフ(ミノルタSR-7)、最初は58mm1本のみでしたが、その後父親にねだって買ってもらった135mmレンズが初めての望遠レンズでした。
135mmだとそれなりの望遠効果はありますが、やはり少し物足りなさを感じていました。
大学時代には友人に借りた6×6判二眼レフでブローニーフィルムの画質の良さに気付き、レンズを長くする方向からフィルムサイズを大きくする方向へ投資の方向を転換、メインのカメラは6×6判二眼レフ~6×7判一眼レフと変遷して来ました。
フィルムサイズが大きければ当然カメラも大きくなり、レンズも大型で全体的に重くなり、高価になります。
6×7判一眼レフを使っている頃には望遠レンズは200mm(35mm判に換算すると100mm)、テレコンを付けても400mm(同換算200mm)が限度で、超望遠撮影は夢のまた夢、余程の資金力と体力が無いと出来ませんでした。
現在は35mm判で500mmや600mmと言った超望遠域までをカバーする比較的安価なズームレンズも品揃えが良くなり、更にAPS-Cならば焦点距離が1.5倍(あるいは1.6倍)となり、750mmあるいは900mmと言った、昔では考えられない超望遠撮影が可能となっています。
こういったレンズ、あるいは少し短めの300mm程度のレンズでも、前述の4500万画素を越えるカメラなら大幅なトリミングも可能となり、テレコンを付ければ換算1000mm以上の望遠レンズで撮影することも可能となりました。
技術の進歩のお陰で、現在は画質の良い超望遠写真を誰でも撮れる時代になりました。
自分ももう一度初心に戻って超望遠撮影を楽しむために、先月2対1の交換トレードを成立させ、D500を使い始めました。
いままでもD800Eでクロップして撮影すれば良かったのですが、D500になって画素数に余裕が出来、またDXから更に1.3倍のクロップも可能、そして何と言っても大きいのがAF精度とコマ速のアップです。
先月、近所でテスト撮影した写真です。
280mほど遠方を撮影、サンニッパズームに2倍テレコンを付け、更にクロップしているので1000mm位です。
AFで連写してピント精度を見たかったのですが、好天の日中では未だ陽炎が出て、概ね合っているようですがイマイチ良く分かりません。
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6098レ、EH500-19
2017年10月26日(木)撮影
これから寒くなれば陽炎も少なくなり、超望遠撮影には良い季節になります。
撮影したい列車や機関車はどんどん少なくなっていますが、新たな超望遠アングルを探す楽しみが出来ました。
レンズの性能も良くなっているのでしょうが、現在の2000万画素程度のデジタルカメラの解像感は35mmフィルムはおろか、ブローニーフィルムをも凌駕しているかも知れません。
ニコンの新製品D850は4500万画素を越え、これはもうキャビネフィルム以上の解像感と思われます。
グリップを付ければコマ速も秒9コマまで上がり、鉄道写真撮影にも十分に使えそうで、予算が許せばD850にしたかったのですが...
その昔(高校生の頃だったか?)、読売新聞で確か「2000mmの春」というタイトルだったと思いますが、超望遠レンズで撮影した写真の連載記事があって、バックネット付近からキャッチャーのサインが丸見えという一文が印象に残っています。あの頃、超望遠撮影への憧れが芽生えたのだと思います。
高校入学祝いに買ってもらった一眼レフ(ミノルタSR-7)、最初は58mm1本のみでしたが、その後父親にねだって買ってもらった135mmレンズが初めての望遠レンズでした。
135mmだとそれなりの望遠効果はありますが、やはり少し物足りなさを感じていました。
大学時代には友人に借りた6×6判二眼レフでブローニーフィルムの画質の良さに気付き、レンズを長くする方向からフィルムサイズを大きくする方向へ投資の方向を転換、メインのカメラは6×6判二眼レフ~6×7判一眼レフと変遷して来ました。
フィルムサイズが大きければ当然カメラも大きくなり、レンズも大型で全体的に重くなり、高価になります。
6×7判一眼レフを使っている頃には望遠レンズは200mm(35mm判に換算すると100mm)、テレコンを付けても400mm(同換算200mm)が限度で、超望遠撮影は夢のまた夢、余程の資金力と体力が無いと出来ませんでした。
現在は35mm判で500mmや600mmと言った超望遠域までをカバーする比較的安価なズームレンズも品揃えが良くなり、更にAPS-Cならば焦点距離が1.5倍(あるいは1.6倍)となり、750mmあるいは900mmと言った、昔では考えられない超望遠撮影が可能となっています。
こういったレンズ、あるいは少し短めの300mm程度のレンズでも、前述の4500万画素を越えるカメラなら大幅なトリミングも可能となり、テレコンを付ければ換算1000mm以上の望遠レンズで撮影することも可能となりました。
技術の進歩のお陰で、現在は画質の良い超望遠写真を誰でも撮れる時代になりました。
自分ももう一度初心に戻って超望遠撮影を楽しむために、先月2対1の交換トレードを成立させ、D500を使い始めました。
いままでもD800Eでクロップして撮影すれば良かったのですが、D500になって画素数に余裕が出来、またDXから更に1.3倍のクロップも可能、そして何と言っても大きいのがAF精度とコマ速のアップです。
先月、近所でテスト撮影した写真です。
280mほど遠方を撮影、サンニッパズームに2倍テレコンを付け、更にクロップしているので1000mm位です。
AFで連写してピント精度を見たかったのですが、好天の日中では未だ陽炎が出て、概ね合っているようですがイマイチ良く分かりません。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/96/f7ebe96026881d825c491fd3cf536d65.jpg)
6098レ、EH500-19
2017年10月26日(木)撮影
これから寒くなれば陽炎も少なくなり、超望遠撮影には良い季節になります。
撮影したい列車や機関車はどんどん少なくなっていますが、新たな超望遠アングルを探す楽しみが出来ました。