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Channel: 趣味の写真帳
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絵本の中の鉄道風景

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 先日、孫と一緒にさいたま市の鉄道博物館に遊びに行って来ました。

 もう何度も訪問している鉄博ですが、初めてノースウイングにあるてっぱく図書室に入ってみました。
 鉄道図書や鉄道雑誌のバックナンバーなど沢山の本がありますが、子供向けの(鉄道に関係する)絵本の数には驚きました。
 国内で出版されたものばかりでなく、海外の絵本も沢山並んでいます。

 上段左から7冊目は西村繁男の「やこうれっしゃ」で、数年前にSさんから紹介されて購入し、孫達も良く見ていました。
 文章が無いので読み聞かせるのではなく、絵を見て楽しむ絵本ですが、上野から(多分)金沢まで走る列車の車内を描いた絵本です。金沢駅に到着しても、機関車がEF58のままというのはご愛敬です。
 9月25日まで、神奈川近代文学館で「絵本作家・西村繁男の世界展 やこうれっしゃで出発!」が開催されているので、見に行こうかと思っています。


 こちらの書架には「はしれディーゼルきかんしゃデーデ」も見えていますね。(下段左から3冊目)

 広いスペースを取り囲むように書架があり、ベンチもあって親子ならぬ親孫で本を読み聞かせするには良いところです。
 お盆休み中で沢山の入館者で賑わっていましたが、ノースウイングを訪れる人は少なく、冷房の効いた室内でゆっくりと絵本を見られました。

 そんな中で目に止まった2冊を、帰宅してからインターネット通販で買ってしまいました。(^^ゞ


 この2冊、なかなか綺麗な絵本で、列車が走っているロケーションも日本の原風景という感じで、凄く気に入りました。
 懐かしさを感じる絵本の中の鉄道風景、ネタばらしにならないよう、2枚だけご覧頂きます。

 こちらは「まぼろしのゆきのはらえき」の中の1枚。
 地方のローカル私鉄で実際にありそうな風景ですね。


 こちらは「おやすみブルートレイン」の中の1枚。
 牽引機はEF65PFのようですが、番号がEF65117というのはご愛敬。


 鉄道絵画というと、黒岩保美とか保田義孝という名前が思い浮かびますが、大御所に引けを取らない、子供向けの絵本などと馬鹿に出来ない、立派な絵だと思いました。

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