ヒガハスで下りカシオペア(8009レ)が光る季節も終わってしまいました。
来年はもうギラリと光るカシオペアを撮れないと思うと、非常に残念ですね。
初めてヒガハスで光るカシオペアを撮ったのは何時のことだったかと、ポジファイルを繰ってみると...2004年のことでした。
その写真は既に掲載済みでしたが、ここに再掲です。
EF8179に牽かれてヒガハスを下るカシオペア、編成全体が光っています。
2004年2月8日撮影
でも、今から考えると2月8日ではギラリには遅いですね。
どうして現在撮っている場所で当時撮らなかったのか、その理由は後述するとして...
ところで、ギラリという言葉ですが...
当初ははあまり明確に定義をして居ませんでしたが、現在は、機関車などの車体に太陽のスペキュラーな反射が見える状態を、自分の中では「ギラリ」と定義しています。
つまり、このような状況です。
EF65535牽引 8685レ
2005年1月10日撮影
機関車の種類、車体の材質や色によって、ギラリの程度はかなり変化します。
同じEF65でも、茶釜だと若干反射率が落ちるようですね。
EF6557牽引 8685レ
2006年1月8日撮影
3枚目の写真と同じ2006年撮影のカシオペアですが、やはり現在撮影している場所では撮らずに2004年と同じようなアングルで撮っています。
列車全体が良く光っていますが、スペキュラーな反射点が有るかどうかは微妙なところですね。
ですから、現在はこういう写真をギラリとは言っていません。
EF8179牽引 8009レ
2006年2月5日撮影
さて、2004年も2006年も、8009レはどうしてこんなアングルで撮っていたのか?
それは未だ67がメインで、レンズ選択の余地が無かったからでした。
現在の8571レとほぼ同時刻に通過していた8685レ(2枚目、3枚目)がギラリと光ったのは毎年1月10日前後で、標準レンズ(67の105mm)の画角で編成がピタリと収まりました。 従ってこうして機関車がギラリと光った写真が残っています。
ところが8009レがギラリと光るのは1月末~2月頭で、太陽の位置が大分変化しますから、機関車をギラリと光らせようとすると標準レンズでは編成全体が入らなくなってしまいます。
そこで仕方無く太陽がもう少し高くなる頃にずっと下がって165mm(35mm換算で約80mm)でこんな写真を撮らざるを得なかった訳です。
当時は他にも撮るものが沢山有り、光るカシオペアを狙う人はほとんど居ませんでしたので、こうして遠くから撮ってもカメラマンが入ることはありませんでした。(時々犬の散歩の人などは通りましたが...)
67メインからデジタル一眼レフメインになった2008年~2009年、やっとズームレンズでカシオペアがギラリと光る位置で撮れる様になったのでした。
何れも再掲ですが、再度RAW現像して大きく掲載です。
1月27日ではギラリには若干早め、しかも立ち位置が左に寄りすぎていて、罐の先頭が少し光っているだけでした。
EF8192牽引 8009レ
2008年1月27日撮影
翌年、立ち位置は修正出来ていますが、2月8日では本当はちょっと遅かったのです。
でも、この日はカシオペアが5分程遅れてきてくれたお陰で丁度良くギラリと光りました。
EF8192牽引 8009レ
2009年2月8日撮影
これ以降、試行錯誤を繰り返して撮影して来た上で、カシオペアギラリの最適な日、最適な立ち位置が経験的に分かってきて、その後更に論理的に検討して確認したという次第です。
でも、もう来年は撮れません。
来年はもうギラリと光るカシオペアを撮れないと思うと、非常に残念ですね。
初めてヒガハスで光るカシオペアを撮ったのは何時のことだったかと、ポジファイルを繰ってみると...2004年のことでした。
その写真は既に掲載済みでしたが、ここに再掲です。
EF8179に牽かれてヒガハスを下るカシオペア、編成全体が光っています。
2004年2月8日撮影
でも、今から考えると2月8日ではギラリには遅いですね。
どうして現在撮っている場所で当時撮らなかったのか、その理由は後述するとして...
ところで、ギラリという言葉ですが...
当初ははあまり明確に定義をして居ませんでしたが、現在は、機関車などの車体に太陽のスペキュラーな反射が見える状態を、自分の中では「ギラリ」と定義しています。
つまり、このような状況です。
EF65535牽引 8685レ
2005年1月10日撮影
機関車の種類、車体の材質や色によって、ギラリの程度はかなり変化します。
同じEF65でも、茶釜だと若干反射率が落ちるようですね。
EF6557牽引 8685レ
2006年1月8日撮影
3枚目の写真と同じ2006年撮影のカシオペアですが、やはり現在撮影している場所では撮らずに2004年と同じようなアングルで撮っています。
列車全体が良く光っていますが、スペキュラーな反射点が有るかどうかは微妙なところですね。
ですから、現在はこういう写真をギラリとは言っていません。
EF8179牽引 8009レ
2006年2月5日撮影
さて、2004年も2006年も、8009レはどうしてこんなアングルで撮っていたのか?
それは未だ67がメインで、レンズ選択の余地が無かったからでした。
現在の8571レとほぼ同時刻に通過していた8685レ(2枚目、3枚目)がギラリと光ったのは毎年1月10日前後で、標準レンズ(67の105mm)の画角で編成がピタリと収まりました。 従ってこうして機関車がギラリと光った写真が残っています。
ところが8009レがギラリと光るのは1月末~2月頭で、太陽の位置が大分変化しますから、機関車をギラリと光らせようとすると標準レンズでは編成全体が入らなくなってしまいます。
そこで仕方無く太陽がもう少し高くなる頃にずっと下がって165mm(35mm換算で約80mm)でこんな写真を撮らざるを得なかった訳です。
当時は他にも撮るものが沢山有り、光るカシオペアを狙う人はほとんど居ませんでしたので、こうして遠くから撮ってもカメラマンが入ることはありませんでした。(時々犬の散歩の人などは通りましたが...)
67メインからデジタル一眼レフメインになった2008年~2009年、やっとズームレンズでカシオペアがギラリと光る位置で撮れる様になったのでした。
何れも再掲ですが、再度RAW現像して大きく掲載です。
1月27日ではギラリには若干早め、しかも立ち位置が左に寄りすぎていて、罐の先頭が少し光っているだけでした。
EF8192牽引 8009レ
2008年1月27日撮影
翌年、立ち位置は修正出来ていますが、2月8日では本当はちょっと遅かったのです。
でも、この日はカシオペアが5分程遅れてきてくれたお陰で丁度良くギラリと光りました。
EF8192牽引 8009レ
2009年2月8日撮影
これ以降、試行錯誤を繰り返して撮影して来た上で、カシオペアギラリの最適な日、最適な立ち位置が経験的に分かってきて、その後更に論理的に検討して確認したという次第です。
でも、もう来年は撮れません。