Quantcast
Channel: 趣味の写真帳
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4170

雲の表情/夕方のヒガハス

$
0
0
 今日は立秋、暦の上では秋ですが毎日蒸し暑い日がよく続きますね。

 さて、この日も暑かった7月28日、国立新美術館へ「オルセー美術館展」を見に行って来ました。
 フランス印象派の絵画は昔から好きでしたが、実物を間近で見たのは...ルーブル美術館とメトロポリタン美術館の二ヶ所くらいでしょうか。
 パリへ行ってもオルセー美術館へは行かなかったので、今回招待券を貰ってとても楽しみでした。

 マネの「笛を吹く少年」は、中学校時代の音楽の教科書に写真が載っていたのを良く覚えています。
 本物を見るのは今回が初めてでしたが、こんなに大きな絵(160.5×97cm)だとは知りませんでした。

 有名なミレーの「晩鐘」も初めて見ましたが、こちらは思っていたよりも小さな絵(55.5×66cm)でした。
 写真で言うならば半逆光で撮影されたもので、左側の男性の肩付近、右側の女性のエプロンが夕陽を受けて明るくなっているのがとても写実的ですね。また、遠方の少しオレンジ色に染まった夕焼け雲も印象的です。

 風景画の中には、モネの「アルジャントゥイユの船着場」や、シスレーの「洪水の中の小舟、ポール=マルリー」など、雲の表情が生き生きと描かれている絵も何枚かありました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++

 で、帰宅してから夕方はヒガハスへ...
 印象派の絵画をタップリと見た後で、そんなイメージが頭の中に残っていたのか、雲の多い天気だったので迷わず逆光側へ...

 カシオペア通過時は大きな黒い雲に覆われていましたが、西の空は明るかったので比較的綺麗なシルエットになりました。
 514号機の牽引です。


 3057レは金太郎901号機の牽引でした。
 カシオペア通過時から雲が大分移動して、太陽が見えて来ました。


 短時間で雲の表情は随分変化しますが、印象派の画家達はその一瞬を記憶していてキャンバスに再現していたのでしょうか...
 写真なら簡単ですが...
 一流の画家は頭の中に高性能のフィルムもしくは撮像素子を持っていたのでしょうね。

 2014年7月28日(月)撮影

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4170

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>