lodgershinmeishrine様から北海道、蒸機後追いシリーズII(2)にコメントを頂きました。
コメントでは、Youtubeの動画「C57旅客列車、室蘭本線、テストピース」の撮影された場所を知りたいとの事でした。
最初はコメントにそのままご返事しようかと思いましたが、長くなりそうで、Youtubeのコメント欄も500字の制限があり、おまけにアカウント認証が上手く行かず書き込めませんので、ご返事を記事にしてしまいました。
lodgershinmeishrine様、コメントを有り難うございました。室蘭本線のC57の貴重な動画を拝見しました。
調べるのに時間が掛かりましたが、昔の写真から撮影場所を推理するのは実に楽しい作業でした。(^-^)
さて、先ずは映像2ですが、
・照明灯があるのでヤードのある大きな駅です。
・左側遠方には列車監視所と思われる黒い建物が見えています。
・後追いシーンでは左側に行き止まりの線路が見えています。
これらから追分駅を発車する上り列車(苫小牧方面)でほぼ間違いないと思います。
追分の発車シーンを1枚貼り付けておきます。
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(この写真は大きくなります)
追分を発車する上り2350レ、D51828の牽引です。照明灯や左側の黒い建物にご注目下さい。(1975年9月14日撮影)
拙ブログの下記記事も参照して下さい。
C57135を見てきました:列車監視所や照明灯が写っています。
北海道、蒸機後追いシリーズII(1):左側に行き止まりの線路が写っています。
遠方に見えている下り列車は貨物列車が追分を発車するところか、それとも旅客列車が信号待ちで一旦停車して発車するところなのか、遠くて良く分かりません。
1975年のダイヤが手元にないのですが、1973年のダイヤを見ると、追分13時少し前に発車する226レの前に5797レが追分に到着しますので、発車してくる客レは226レかもしれません。
ただ、226レには荷物車が付いていなかったような気もします。
あるいは221レと222レが朝7時少し前に追分で交換していますから、この可能性もありますが、朝ではないような感じもします。
その他の列車では、ダイヤに乱れがあれば別ですが、こういうシーンが見られそうなスジがありません。
さて、映像1は2の前に撮られたとすると、追分駅へ進入してくる下り列車かも知れません。
遠方の山の形がそれらしく感じます。
追分駅遠望:中央の山の形が似ています。
映像1が映像2の直前に撮影されたものだとすると、221レと222レの交換かも知れませんね。
最後に映像3ですが、
・直線区間ですが、単線区間か複線区間かが良く分かりません。
・小さな駅で跨線橋はなしです。
・上下線でホームが対向し、中線がある駅です。
これらから遠浅駅か安平駅と考え写真を調べてみたら、遠浅駅は当時から跨線橋があったようなので違います。
すると安平駅ではないかと思われます。下記記事の写真をご覧下さい。
北海道、蒸機後追いシリーズII(6)
駅ホームの中程にある待合室の形や、電柱、ハエたたきの位置などから安平駅である可能性が高いと思われます。
グーグルマップで見ると、現在の安平駅には跨線橋がありますが、跨線橋の直ぐ上、線路の左側は引き込み線の跡のような感じです。
列車は下り列車ですが、光線の具合から午前中の列車ですね。
1973年のダイヤでは、8時半ころに下る223レが安平付近で上りのディーゼルカーと交換していますので、この辺りではないでしょうか。
その他の映像ですが、沼ノ端〜遠浅間の千歳線との分岐点付近での撮影ですね。一番近い駅は千歳線の植苗駅です。
築堤が何カ所かに写っていますが、千歳線の下り線の築堤と思われます。
ただ、この付近に跨線橋があったかどうかを良く覚えていないのですが、切り通しを上る列車はもしかしたら千歳線の上り線がオーバークロスしているので、そこからの撮影かも知れません。
もしかしたら思い違いがあるかも知れませんが、拙ブログをご覧の識者の方々のご意見も頂戴できれば幸いです。
コメントでは、Youtubeの動画「C57旅客列車、室蘭本線、テストピース」の撮影された場所を知りたいとの事でした。
最初はコメントにそのままご返事しようかと思いましたが、長くなりそうで、Youtubeのコメント欄も500字の制限があり、おまけにアカウント認証が上手く行かず書き込めませんので、ご返事を記事にしてしまいました。
lodgershinmeishrine様、コメントを有り難うございました。室蘭本線のC57の貴重な動画を拝見しました。
調べるのに時間が掛かりましたが、昔の写真から撮影場所を推理するのは実に楽しい作業でした。(^-^)
さて、先ずは映像2ですが、
・照明灯があるのでヤードのある大きな駅です。
・左側遠方には列車監視所と思われる黒い建物が見えています。
・後追いシーンでは左側に行き止まりの線路が見えています。
これらから追分駅を発車する上り列車(苫小牧方面)でほぼ間違いないと思います。
追分の発車シーンを1枚貼り付けておきます。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e5/c99c5ff98d51e7aee0c66c7c61eafeca.jpg)
(この写真は大きくなります)
追分を発車する上り2350レ、D51828の牽引です。照明灯や左側の黒い建物にご注目下さい。(1975年9月14日撮影)
拙ブログの下記記事も参照して下さい。
C57135を見てきました:列車監視所や照明灯が写っています。
北海道、蒸機後追いシリーズII(1):左側に行き止まりの線路が写っています。
遠方に見えている下り列車は貨物列車が追分を発車するところか、それとも旅客列車が信号待ちで一旦停車して発車するところなのか、遠くて良く分かりません。
1975年のダイヤが手元にないのですが、1973年のダイヤを見ると、追分13時少し前に発車する226レの前に5797レが追分に到着しますので、発車してくる客レは226レかもしれません。
ただ、226レには荷物車が付いていなかったような気もします。
あるいは221レと222レが朝7時少し前に追分で交換していますから、この可能性もありますが、朝ではないような感じもします。
その他の列車では、ダイヤに乱れがあれば別ですが、こういうシーンが見られそうなスジがありません。
さて、映像1は2の前に撮られたとすると、追分駅へ進入してくる下り列車かも知れません。
遠方の山の形がそれらしく感じます。
追分駅遠望:中央の山の形が似ています。
映像1が映像2の直前に撮影されたものだとすると、221レと222レの交換かも知れませんね。
最後に映像3ですが、
・直線区間ですが、単線区間か複線区間かが良く分かりません。
・小さな駅で跨線橋はなしです。
・上下線でホームが対向し、中線がある駅です。
これらから遠浅駅か安平駅と考え写真を調べてみたら、遠浅駅は当時から跨線橋があったようなので違います。
すると安平駅ではないかと思われます。下記記事の写真をご覧下さい。
北海道、蒸機後追いシリーズII(6)
駅ホームの中程にある待合室の形や、電柱、ハエたたきの位置などから安平駅である可能性が高いと思われます。
グーグルマップで見ると、現在の安平駅には跨線橋がありますが、跨線橋の直ぐ上、線路の左側は引き込み線の跡のような感じです。
列車は下り列車ですが、光線の具合から午前中の列車ですね。
1973年のダイヤでは、8時半ころに下る223レが安平付近で上りのディーゼルカーと交換していますので、この辺りではないでしょうか。
その他の映像ですが、沼ノ端〜遠浅間の千歳線との分岐点付近での撮影ですね。一番近い駅は千歳線の植苗駅です。
築堤が何カ所かに写っていますが、千歳線の下り線の築堤と思われます。
ただ、この付近に跨線橋があったかどうかを良く覚えていないのですが、切り通しを上る列車はもしかしたら千歳線の上り線がオーバークロスしているので、そこからの撮影かも知れません。
もしかしたら思い違いがあるかも知れませんが、拙ブログをご覧の識者の方々のご意見も頂戴できれば幸いです。