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6月24日の寄り道鉄

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 先月の話になってしまいましたが...
 6月24日には都内で開かれていた慶応大学鉄研三田会の写真展を見に行って来ました。
 開催されることは知っていたのですが日程はうろ覚えで、時々写真撮影にご一緒させて頂く同大ご出身のTさんからご案内のメールを頂かなければ、危うく見逃すところでした。(^^ゞ
 古今東西に撮影された沢山の傑作が展示されていて、なかなか見応えがありました。(写真展は6月26日で終わっています)


 さて、どうせ都内へ出るからにはついでに何処かで写真を撮ろうか...
 空模様は今にも泣き出しそうだし、重いカメラや三脚を背負って行くのも億劫なので、標準ズーム1本で...

 先ずは宮原駅へ行くと、空チキ4輌を繋いだEF651106(工9774レ?)が停車中でした。
 乗車する電車がホームに入って来ていたので、慌ててパチリ。


 21日〜24日は黒磯訓練も運転されていたので、東十条で途中下車。
 沿線の紫陽花はもうほとんど終わりでしたが、立葵は未だ咲いていました。
 EF8180がいつものように24系6輌を牽いて下って行きました。

 お天気がイマイチでパッとしない写真ですね。(;^ー^A

 その後四ッ谷へ行って件の写真展を見学、少し早めに昼食...とも思ったのですが、新宿へ行けば3086レが来る時間だったので、昼食は後回しにして急ぎ新宿へ...
 3086レは金太郎80号機の牽引でした。


 鉄研三田会の写真展にも都内で撮影された写真が何点かありましたが、こんな何の変哲も無い写真でもあと何十年かすると、あの時代はこんなだったなぁ...と、感慨に浸れる写真になるでしょうか...

 昔の情景を思い出して感慨に浸ると言えば...

 少し前に読んだ浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」はなかなか面白い小説でした。
 小説の主人公が地下鉄を降りて、現代からタイムスリップしたのは昭和35年の新中野駅前。子供の頃住んでいたところが中野区という設定で、鍋屋横町(鍋横の方が耳に馴染んでいますが)とか杉山公園とか自分にも馴染みの深い名前が出て来ます。
 他にも戦中、戦後の銀座とか新宿とかの情景が出て来ますので、作者はてっきり戦前か戦中生まれの方だと思っていたら、何と昭和26年生まれで自分の弟と同い歳なんですね。
 それにしては当時の情景が見事に描き出されています。小説を書く前に良く調査研究されるのでしょうね。
 そして、作者が生まれたところは鍋屋横町とのことでした。道理で...

 そう言えば、大学へ通っている頃だったから昭和30年代の終わり頃だったか、新宿駅の代々木方には時々EF15らしき茶色のデッキ付き機関車が停まっていました。
 一度は写真を撮ってやろうと思いつつ、気が付いたら居なくなってしまい、撮りそびれたことを思い出しました。

 閑話休題

 新宿駅からそのまま湘南新宿ラインに乗って大宮へ...
 さて昼食にするか...とエキナカをウロウロしましたが...いや待てよ、3055レがもう少しでやって来る。
 ...と言う事で、昼食は再び後回しにして湘南新宿ラインを降車した11番ホームへもう一度降りて行き...
 運良く原色機(2119)を撮影することが出来ました。


 この後、やっと遅い昼食を頂いて帰区しました。


 2013年6月24日撮影




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