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Channel: 趣味の写真帳
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写真展を梯子

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 梅雨が明けて一気に好天になった一昨日、暑い中銀座まで二つの写真展を見に行って来ました。

 最初に行ったのは此処(WAKO)の6階ホールで、


 この写真展です。

 白鳥真太郎 写真展 貌・KAOⅡ 白鳥写真館「これから…」

 優しい笑顔あり、厳しい目の顔あり、キリリと引き締まった凛々しい顔あり、何かを語りかけてくるような顔あり、遠くを見つめる顔あり...著名人100人のポートレートがずらりと並んだところは正に百花繚乱、壮観でした。

 顔というものは、特に歳を取ると、その人の人柄・性格・キャリアなどが如実に表れるものだと思いますが、著名人と言っても、その人のことはTVや新聞や雑誌で見たり聞いたりした範囲しか知りません。
 でも、そこから自分が想像するイメージに、何故か写真が良くマッチしているんですね。

 その人の人となりを引き出すように写真を撮るのが肖像写真の神髄なのかも知れませんが、生まれた時から肖像写真家の血が流れている方の、天賦の才能なのでしょう。
 尊敬する先輩、白鳥さんのご実家は松本の白鳥写真館、以前にNHKでドキュメンタリー番組も放送されました。
 
 自分も家族(最近は孫の写真しか撮りませんが...)や友人の写真をこんな風に撮れたら良いなぁ...とつくづく思いました。
 それにはライティングや自然な表情を引き出すテクニックなども勉強しないといけませんね。
 

 で、次に向かったのがこちらの写真展です。

 銀座4丁目交差点から東銀座方向へ少し歩いたところにあるキャノンギャラリー銀座で開催中の「金盛 正樹 写真展:1 / 150の鉄道世界」です。
 
 Nゲージの鉄道模型を様々な情景に置いて撮影された写真は、本物とはまた違った魅力がありました。自分の好きな時代、好きな場所、好きなシーンを再現して写真に出来るところが良いですね。

 小さな模型は停まっているものを撮るだけでも、手前から奥まで綺麗にピントが合った写真を撮るのは難しいのですが、流し撮りの写真など、普通に模型を走らせて撮っても絶対に撮れないような写真もあり、どうやって撮影したのかご本人に種明かしして頂きました。
 ...目から鱗でした。
 鉄道博物館のジオラマ(HOゲージ)を時々流し撮りしたりしますが、真横からは未だしも、正面がちにピントを深くして撮る事はほぼ不可能だと言う事が分かりました。
 金盛さんも我が同窓、今後ますますの活躍が期待されるカメラマンです。

 白鳥さんの写真展は8月7日(日)まで、金盛さんの写真展は銀座では8月3日(水)までですが、その後各地のキャノンギャラリーを巡回します。(いずれも入場無料です) 
 
 写真は2016年7月29日(金)に撮影

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