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Channel: 趣味の写真帳
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山陽本線の貨物列車(4)/セノハチ

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 セノハチ(瀬野八)とは、山陽本線の瀬野~八本松間のことで、もともとは電報略号(電略)二文字を繋げたものと思われます。(電略では、瀬野駅はセノ、八本松駅はハチです)
 
 何時の頃からか、鉄ちゃんの間では駅間(の有名撮影地)を表すために両方の駅名の頭文字を繋げて言う事が多くなりました。
 その最たる例がヒガハス(東大宮~蓮田間/東北本線)ですが、セノハチ(瀬野八)という言葉は随分昔(少なくとも40年以上前)から使われていたので、駅間(の有名撮影地)を4文字に省略して呼称したものの元祖かも知れません。

 その4文字省略、近年ではシラクタ(白河~久田野間/東北本線)とかオカポン(岡部~本庄間/高崎線)とか、ちょっと法則からは外れますがワシクリ(東鷲宮~栗橋間/東北本線)とか、最近ではサンタマ(三見~玉江間/山陰本線)とか...沢山有りますねぇ。でも、みんな電略無視です。(笑)
 まぁ、直感的には電略ではない方が分かり易いかも知れませんが、折角国鉄時代から使っている略号が有るのですから...

 ちなみに電略で呼ぶと、ヒオハス、ラカクノ、カヘホン、ワミクリ、サミタエ...です。やっぱり分かりにくいかぁ...
 それに、ヒガハスはあまりにも有名になり過ぎちゃって、今更ヒオハスなんて言えませんね。(爆)


 閑話休題


 この区間は上り列車に対して長くて急な登り坂となっており、蒸気機関車の頃はD52などが、電化されてからはEF59などが後補機を務めていました。
 現在の補機はEF67とEF210-300の二機種が担当していますが、EF210-300の増備によりEF67は風前の灯火です。
 そんな訳で...EF67を撮りたくてセノハチ初訪問です。(;^ー^A  
 
 最初にやって来たのは国道2号線からのミニ俯瞰です。

 到着直後に5074レが通過しました。
 EF66101が先頭(ですが、カーブの先で見えません)、後押しはEF210-304です。
 そして直ぐにEF67105の単機が下って行きましたが、撮った後で写真を良く見たら、単機が遠方に写っていました。


 広島カープファン...という訳ではありませんが、こんな電車も来ました。
 珍しいのでパチリ。 


 5056レはEF67101の後押し。
 月曜日なので荷が少ないですねぇ。(/_;)


 下へ降りて番堂原第4踏切から、単595レは先ほどの後押しの罐。


 川上西トンネル付近で...1091レはEF200-16の牽引。


 場所を変えてバイパスの上から俯瞰、1061レはEF200-7の牽引。


 2015年11月2日(月)撮影

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